iDRAC 6.00.00.00にしてトラブル

追記

 iDRACの6.00.00.00ですが、その後、デルのサイトから消えました。その代わりかどうかわかりませんが、5.10.30.00が公開されています。
 うちの環境でも、以下の問題以外にもトラブルがあったので5.10に戻しています。
 追記終わり。


 先週末にデルのPowerEdge向けiDRACの新バージョン6.00.00.00が公開されました。リリースノートはこちらから。うちの第14世代PowerEdgeでも適用してみましたが、問題がありましたので報告です。
 いつものようにWindows OSが動いている場合は、その上でiDRAC-with-Lifecycle-Controller_Firmware_R0H6Y_WN64_6.00.00.00_A00.EXEを実行してファームウェアのアップデートを、ESXiが動いているサーバーはiDRACのメンテナンス、システムの更新プログラムから上記ファイルを指定してアップデートを実行します。
 アップデート自体は問題なく完了したのですが、その後iDRACにWebアクセスすると以下のような400エラーで接続できません。

Bad Request
Your browser sent a request that this server could not understand.
Additionally, a 400 Bad Request error was encountered while trying to use an ErrorDocument to handle the request.

 自己署名証明書使い始めたので、その関係かもと思ったのですが、解決方法がわかりません。
 iDRACのバージョンアップで400エラー、Bad Request、と調べてみると結構前からみなさん困っているようで、例えば以下のページになります。

www.dell.com

www.dell.com

 https接続でのホスト名チェックで、アクセスするホスト名とDNS名などが異なるとエラーとなるようです。たしかにIPアドレス直打ちですとアクセス可能でした。
 うちの場合、社内のホストはFQDNでなくホスト名のみでアクセスしているので今回のエラーとなったようです。今まで5.10などでは問題なかったのですが、6.00のバージョンアップでさらにこの辺が厳しくなったのでしょうか。解決方法はホスト名をiDRACに登録する方法と、セキュリティ的にはよくないようですがチェック自体を止める方法があるようで、うちの場合、インターネット経由の接続はないのでチェック自体を止める方法としました。
 SSHでiDRACにログオンして以下のように実行すると、数十秒後には以前のようにホスト名のみで接続できるようになりました。

racadm>>set iDRAC.WebServer.HostHeaderCheck Disabled
[Key=iDRAC.Embedded.1#WebServer.1]
Object value modified successfully
racadm>>exit

 あとこの設定ですがバージョンアップ前、5.10のときに先行してSSHで接続して実行していても、6.00へバージョンアップ後、効果がなくなっているのを確認しました。バージョンアップによってデフォルト値に戻ってしまうようです。バージョンアップしてから設定して、その後はiDRACを再起動しても設定は保持されています。今後はiDRACのバージョンアップをするごとに、set iDRAC.WebServer.HostHeaderCheck Disabledを実行する必要があるのかもしれません。
 もうひとつトラブルがありまして、iDRACからOSにインストールしているiDRACサービスモジュールへの接続が切れた状態になります。OSのサービスとしてモジュールは動作中なのですが、iDRACから確認すると動作していないとの表示。こちらの解決方法は時間切れで明日以降に対応することにしました。
 iDRACの6.00ですがバージョンアップするにはトラブルの覚悟が必要ですね。

宗教の描かれ方も興味深いです

 アマゾンのprime videoで見ました。

 この副題は余計です。そういうことじゃなくて世の中の無関心さが最大の敵なのでこうやって映画にして知らしめることは重要だなと思わせてくれる作品でした。

なんか勘違いして読み進めてきたような気がする

 ヨドバシカメラから届きました。

 完結。おつかれさまでした。もうちょっとこの着地点が見える演出があればもっと楽しめたに。と思わせる最終巻でした。