昨日、導入したintelのAtom 330搭載マザーボードD945GCLF2ですが、openSUSE 11.0ではLANのRealTek RTL8111C用モジュールに不具合があることがわかりました。と言うことで新しいのと入れ替えです。
まずはRealtekのページからr8168-8.009.00.tar.bz2をダウンロード。この中にあるreadmeファイルに導入方法が詳しく書かれています。
でもうちのD945GCLF2の場合、SUSEをインストールしたのが最小限の構成だったので、kernelのソースをはじめmakeもgccもインストールしていません。これだけのためにインストールするのもばかばかしいので他のマシンでコンパイルして持ってくることにしました。幸い同じSUSE 11.0でx86_64のマシンがありましたからこちらでMakefileを見て簡単にできましたよ。
まずは11.0のkernel開発環境が入ったマシンで、ダウンロードしたファイルを展開してできたディレクトリーに移って、
$ make modules
を実行。するとsrcディレクトリー内にr8168.koというファイルができますから、これをD945GCLF2マシンの/lib/modules/2.6.25.18-0.2-default/kernel/drivers/netディレクトリーへ持ってきて、r8169.koのファイルと置き換えて終わりです。Realtekのモジュールのファイル名がr8168.ko。SUSEのモジュールのファイル名がr8169.koとなっているところに注意ですね。
この新しいドライバーにしてからいろいろとやってみましたが、dropが発生することもなく問題なく使えているようです。でもFTPのGETもPUTも前のドライバーとそんなに速度は変わりませんでした。