少し古い話ですが

 読売新聞に毎週土曜日連載されていた、吉本ばななの「海のふた」が先週終わりました。
 良い文章につづられたいい話でした。この著者の作品は「キッチン」、「N・P」しか読んでませんが、どれも何か新鮮なものの見方を感じさせます。
 「海のふた」はその名の通りひと夏の海の話でしたが、連載は今年に入った冬から春の間でした。夏でない季節に毎週読んだからこそ懐かしさのある夏の街が感じ取れたのかもしれません。