ネットのリスク

 アマゾンの「ほしい物リスト」で個人情報が。というのでここんところ問題になっています。自分も速攻で非公開にしました。
 アマゾンを使い出した頃、ウィッシュリストってなんだろうとちょっとやってみて、あれ、これって誰でも見られるようになっているなぁ。意味がわからん。とすぐ内容を消した覚えがあります。その時にリスト内容がなければ名前と住所がバレることはないと思っていました。がリストがあろうとなかろうとメールアドレスから名前と都道府県が検索できて表示されるようになっていたんですね。これはあまり気持ちいいものではありません。また、今は修正されたようですが、リンクを踏ませてリストの内容を他人に送ることもできたようで、念のためアマゾンを離れるときにサインアウトするようにしました。
 今回の件はなにかのサービスがあるとき、それが自分の情報をどんな風に扱っているのかを確認することを改めて知らしめたわけですが、似た事例として先月、Yahoo! JAPANSNSYahoo! Daysが招待制からYahoo! JAPAN IDを持っている人全員に参加資格を与えるYahoo!プロフィールに移行されました
 自分もYahooのIDを持っていますので、どんなものだろうと見に行ったら、公開プロフィールでIDのところが*で一部マスクされているものの何となくわかってしまうような表現方法になっていて、これは気味が悪いので早速編集して、他の情報とともになるべく表示されないようにしました。アマゾンの場合と比べてこちらは本名とか公開されないのでそんなに問題になっていませんけど。
 ネットで個人情報をどう守るかというのは結構重要なテーマです。やたらめったら個人情報を書き込まないことは当然ですが、今は大丈夫に見えてもYahooのようにある日突然サービスを開始されて判明することも多くなるのでしょう。はてなだっていつそうなるかわかりませんよね。裏を返せば、無料でサービスを提供しているところは個人情報がそのサービスの対価であると考えてもいいかもしれません。
 予防策はID取得の範囲を小さくする。サービスの動向には常に注意するぐらいしか思い浮かびませんが、ここであきらめて、住所ぐらい、本名ぐらい。なんて考え出すと敵の思うつぼなんでしょうね。