この休みは特にどこへ行く予定もなく、実家でゴロゴロするだけの休みになりました。で、あまりに暇なものでデイリーポータルZのポッドキャストラジオを第1回から順に聴いていました。
デイリーポータルZを本格的に見始めたのは2年ぐらい前のことで、ラジオでいうとだいたい40回目ぐらいになります。最近ではdpzの一番おもしろいコーナーがラジオではないかと、毎週日曜日の夕方を楽しみにしていました。そこでまだ聴いてなかったはじめの方のやつを暇に任せて聴いてやろうとiPodでかけつつ、昔の記事を見たりしていました。
で1回目から40回目まで続けて聴き終わった今の感想はもうおなかいっぱいということと、なんかさめちゃった自分。というところです。いつも記事を書いているライターさんを身近に感じられるのがラジオなのですが、こうやってまとめて聴くと、特殊で特別な人たちなんだなぁと遠くに感じるところがあるのと、普通の人間なんで悪態をつくこともあるし、たとえばリスナーや読者からの投稿をありがたがるだけでなく、ボツにした内容によっては、うわつまんね。とか思っているんだろうなぁ。というおもしろさに対するシビアな面が感じられました。dpzはネタが素人ぽいので、ついついTVや他のネットのサイトとは違って親しみを覚えていたのですが、やっぱりその裏ではプロとしての計算と行動があるんだなぁ。と。
そういうなんか厳しい面を感じるようになって、今まで身近に感じられていた物が、ふと気づくとそれはこっちの思いこみで、実は全然遠い存在だったということが身にしみました。今まで2年以上もサイトを見てきて気づかなかったのが不思議ですが、これからは見方が変わりそうです。
