Webページの脚注って

 脚注機能ってありますよね。*1という具合につけられるものです。これがあるとすごく読みにくくないですか。普通の書籍で、脚注があるとそれはそのページの下にあるので、何を言及しているんだろうと、視線を動かすだけですぐに確認できます。が、Webページの場合、そのページの一番下にあると、文書の長さによってはかなりスクロールせねばならず、まあ、リンクで番号と脚注を行ったり来たりできるのですが、戻ってきたときに最初見ていた場所が画面上で違っていたりして、戻り先を見失うことも結構あって、読む流れが阻害されたようになります。
 このWebの脚注って、いわゆる後注だと思うんですよね。脚注より一歩下がる感じのもので、論文とかでは引用文献の紹介で、文章を読むに当たって、これは後から確認すればよくて流れを止めないもののパターンが多いです。それに対して、脚注は文章を読むのに一応頭に入れておかなければならない。脚注の意味がわかってないと後を読むのがつらい場合が多いと思います。だから、脚注にする場合は、ページの一番下ではなくて、その付近に情報を入れておいてほしいです。なんなら括弧にくくっているだけでもいいと思うのですが。もしくは脚注に頼らずに理解できる必要十分な情報を本文に示してほしいものです。
 とWikipedia脚注のページをみて強く思いました。

*1:こんなの