先日、会社で使っているopenSUSE 10.3のapache2をアップデートしたとき、それまではドキュメントルートには自前のindex.phpをおいて表示していたのに、勝手にindex.htmlができて従来のホームページが表示されない現象となりました。ああ。これ、apache2のアップデートのたびにいらないファイルが/srv/www/htdocsに放りこまれて、その都度、消していたんだったと思い出しました。
毎度、アップデートのたびにファイルを削除するのも面倒だ、なんとかできないかなぁと調べてみたら、これらのファイルは、apache2-example-pagesというパッケージに含まれているものなんですね。
$ rpm -qf /srv/www/htdocs/index.html apache2-example-pages-2.2.4-70.8 $ rpm -ql apache2-example-pages /srv/www/htdocs/apache_pb.gif /srv/www/htdocs/apache_pb.png /srv/www/htdocs/apache_pb22.gif /srv/www/htdocs/apache_pb22.png /srv/www/htdocs/apache_pb22_ani.gif /srv/www/htdocs/favicon.ico /srv/www/htdocs/index.html /srv/www/htdocs/robots.txt
ということで、
# rpm -e apache2-example-pages
を実行して、このパッケージを削除しました。これで、今後これがアップデートされることはないので、/srv/www/htdocs内にファイルが放りこまれることもなくなります。一応、パッケージを削除するときに自分のfavicon.icoとかはfavicon.ico.rpmsaveとファイル名を変えて残してくれるようになっていますが、ドキュメントルートのバックアップをしてから削除したほうがいいでしょう。
openSUSEでWebサーバーを運用する場合は、このパッケージはインストールしない。もしくは、まず最初にこのパッケージを削除しておいたほうがいいってことで。