openSUSEやめてCentOSへ移行予告

 6年ぐらい前SUSE 9.0の頃から家でSUSEを使い始め、その後、会社で導入したソフトがSUSE対応だったために会社でも全面的にSUSEにして今に至るわけですが、そろそろopenSUSEをやめてCentOSに移行しようかと考えています。
 一番の理由がバージョンアップのめんどくささ。特にopenSUSEになってからアップデートの提供期限が出てから18ヶ月となりました。個人の趣味での家サーバとかは、新しいのが出ればすぐに乗り換えればいいのでどうって事ないのですが、会社のはすぐに切り替えるのも大変だしと、結構、昔のバージョンで使ってしまいがちです。そんなところでは有料版を購入してちゃんとサポートを受けるのが正解なのですが、自分が責任持っているうちはそこまでのものでもないんですよね。
 昔はソフトがSUSEにも対応していたのでSUSEを選ぶ理由があったのですが、openSUSEになってからはバージョンのディスコン期限が早くなってそのソフトが対応しているのが新しいのでもopenSUSEの10.2までと、だいぶ前にアップデートの提供が終わった製品だったりして、現状は11.1にだましだまし入れている状況です。おまけにopenSUSEはどんどん新しいのを取り入れていくので、この先どこまでだませるのか。
 そこで同じだましだましならばCentoOSも一緒で、Red Hat Enterprise Linux互換ということでコチラのほうがまだ安心かなぁと。で、アップデートの提供期間もRHELに準じていますし。将来、会社で有料のパッケージを使うことになれば日本ではハードやソフトの保証がほとんどないSUSE Linux Enterpriseじゃなくて業界デフォルトのRHELを選択すると思いますし。
 問題があるとすればpdftkとかちょっと珍しいソフトがCentOSで提供されているかどうかとか、今使っているファイルシステムが主にXFSだけどCentOSはデフォルトでext3だけでパフォーマンスは大丈夫なのかなんてのがあります。まあpdftkはopenSUSEでもメインからはずれましたし、CentOS向けのpdftkならサードパーティのDAGから提供されており、それほど更新もありませんので自分でコンパイルしてもいいです。ファイルシステムはうちの社内向サーバー程度ならあまり変りないのかも、ext4ならオプションのkernelを使うのもありですし。
 openSUSEはデスクトップ用途には遊ぶ要素が多くておもしろいとは思うのですが、5年ぐらいのスパンの長期にわたって使うサーバー用途ではちょっと難しいなぁと思います。新しいのが出るたび更新できるやる気と時間があればいいのですが。家でも会社でも使っているのは主にサーバー用途で、そろそろSUSEには見切りをつけて楽な方へ変更しようかなぁと。今、家のメインマシンを新しくしようとしていまして、これを機に徐々に変えていこうと思っています。