CentOS 6にVMware Tools OSPsを導入する

 先日あったように、現在ESXi 6.0上で稼働しているCentOS 6.8にVMwareが提供しているVMware ToolsのOSPsを導入してみました。
 マニュアルを参照しますがインターネットに接続不可の社内ネットワーク内のCentOSに導入するため元ファイルをミラーしてリポジトリをそれに合わせました。ミラー元は環境にしたがってhttps://packages.vmware.com/tools/esx/6.0u2/rhel6/x86_64/以下をコピー。そして/etc/yum.repo.d内に次のように追記。

[vmtools]
name=VMware Tools
baseurl=ftp://localftp/share/tools/esx/6.0u2/rhel6/$basearch/
gpgcheck=0

 マニュアルにしたがって、まずは現状のVMware Toolsをアンインストールのため以下のコマンドを実行。

# /usr/bin/vmware-uninstall-tools.pl

 そしてyumでパッケージをインストールします。うちの環境はXなしなので

# /usr/bin/yum install vmware-tools-esx-kmods vmware-tools-esx-nox

となります。Xありの場合は

# /usr/bin/yum install vmware-tools-esx-kmods vmware-tools-esx

とのこと。
 インストール後の確認は

# /usr/bin/pgrep -fl vmtoolsd

と実行してプロセスを確認します。ネットワーク設定変更などもなく、問題なく入れ替え完了となりました。
 今後はミラー元のパッケージが更新されれば、yum updateいっぱつでVMware Toolsも新しくなる予定です。