Kaby Lakeへの買い替えを検討する

b3g2017-01-17
 インテルの新しいCPU、Kaby Lake世代のCoreシリーズが今月初めに出荷が開始され、ぼちぼち手に入るようになってきました。うちのメインPCは4年ほど前マザーボードといっしょに交換したIvy Bridge世代のi7-3770Kで、性能に不満はないもののそろそろ交換を考えてもいいなと思いKaby Lakeの発表を待っていました。
 実際ものが出てきて詳細を検討すると最上位のi7-7700Kか7700あたりが候補となりますでしょうか。こちらのサイトでCPUのベンチ値を参考に比較すると以下のような感じです。

CPU Score TDP
i7-3770K 9551 77W
i7-7700K 12289 95W
i7-7700 11012 65W

 7700Kで約1.29倍。ただしTDPも1.2倍。7700で1.15倍。TDPは0.84倍。といったところ。7700Kでもそれほど劇的に速度アップにはなっていませんね。しかも消費電力がそのぶん上がっています。消費電力では7700が低くなっていてうれしいのですが、速度面での効果はわずか。
 第7世代は内蔵グラフィックスの性能がよくなっているとのことですが、Linuxサーバが主目的なのであまり関係ありません。計算性能だけでみると3770Kからわざわざ買い換えるほどでもないのかなというのが今の感想です。