iDRAC 8でもHTML5コンソールが使用できた

 デルのPowerEdgeサーバーのiDRACの機能でリモートからコンソールに接続する機能があります。iDRACを使う主目的といってもいいぐらいの重要な機能ですが、第13世代のサーバーでもHTML5でのコンソール接続ができることをつい最近になって知りました。
 14世代のiDRAC 9ではデフォルトでHTML5を使った接続になっていまして、従来のActiveXプラグインによるJavaじゃなくて、ブラウザの機能だけでコンソール接続が可能です。13世代のiDARC 8では既定でJavaによるコンソールでしたので、導入当初からその方法でコンソールを開けていました。しかし最近のWebブラウザでのJavaの使えなさから、最新版のJREではIcedTeaを別途インストール必要とか、とにかく使うのが難しい状況だったんですね。
 でiDRACの設定画面を見ていると、ActiveXの他にHTML5の選択肢があることを知り、iDRAC 8でもこの設定でHTML5でのコンソール接続ができたわけです。マニュアルを確認すると2016年のバージョン2.30ではすでにHTML5が可能になっていたみたいです。ちなみに現在の最新バージョンは2.70.70.70になります。もっと早くから知っておけばよかった。
 まだもう少し第13世代のPowerEdgeは使いますので、こうやって地道にバージョンアップしてくれるのはありがたいことです。