macOS 15にしてからFusionで仮想マシン起動時に移動かコピーの選択が必要

 先週、macOS 15 Sequoiaが公開されまして、うちの環境も早速アップデートしました。しかしMacBook Proで使っているVMware Fusion 13.6上のWindows 11仮想マシンの起動時にトラブルです。
 Macを起動後、Fusion上でWindows 11仮想マシンを起動すると、この仮想マシンが移動されたかコピーされた可能性があるとのことで、移動、またはコピーしたことの選択が必要となっていました。もちろん仮想マシンは元のままなので、移動を選択して起動。Windowsのライセンスも特に問題ないようです。
 この現象、最初の1回だけかと思ったら、次のMacの再起動後も起こりました。これはmacOS 15でのFusionの問題ぽいなと調べると、以下の投稿がありました。

community.broadcom.com

 まったくここで報告されている現象で、今のところ複数の方が同様の問題が起こっているようです。
 うちのMacBook Proで改めて確認したところ、今の環境で仮想Windows 11だけをシャットダウンして、Fusion 13.6を終了。再度、仮想Windows 11マシンを起動してもメッセージは出てきません。それならばMacから再起動して、仮想Windows 11を起動しても今度は起こりませんでした。普通に起動します。
 毎回、再起動時にメッセージが出るわけではない。ということで思い返せば、前回出たのがMacが接続するWi-Fiのアクセスポイントを変えたあと起動時に出てました。Fusionのネットワーク設定はブリッジで、ホスト側のネットワークが変わると、仮想マシンのネットワークも変わってしまい、仮想マシンの構成に変化があったとされて、このコピーか移動かの選択を迫られているように推測できます。
 今までは、Wi-Fiのアクセス先を変えてもこういうことはなかったんですが、Fusion側での対策待ちですかね。

追記

 と考えていましたが、macOSの15.0.1の更新があって、適用後の再起動で同じくメッセージが出ました。Wi-Fiのアクセスポイントの変化じゃなくて、macOSでのなにかの変化に対応しているみたいです。