VMwareにSUSE

 会社のサーバではSUSE 9.3とVine 3.2を使っていて、Vineの方をSUSEに置き換えられたら管理するのがSUSEに統一できて楽かも。と思いつき、こういう時のテストにVMwareでしょ。とVMwareSUSE 9.3を入れてみました。前から10.0などインストールしていましたが、現状、メインで使っているのがSUSE 9.3ですので新しいのはとりあえずお預けです。
 Vineマシンの搭載メモリーが192MBのためそういう風にしてVMwareへインストールして気づいたのですが、メインメモリが256MB以上ないとインストールの時にテキストモードになることがあるんですね。この場合boot後すぐのところで「日本語」を選ぶとインストーラYaSTが自動的にテキストモードになります。でも「English」のままだといつものXのYaSTが立ち上がり、ここで「日本語」にしてもXのYaSTでインストールが続けられます。しかし遅いのなんの。メモリーが256MBないとテキストモードでも結構遅いのできついですね。そう考えると192MBのマシンでもちゃんとインストールできるVineは貴重だなぁ。と思うわけです。
 話は戻ってSUSE 9.3のテストですが、メインはApacheとphp5とPostgreSQLの運用です。主な問題点はVineでは文字コードEUCで、SUSEUTF-8だということでしょうか。でも、この辺はVineでもできるところはUTF-8にしてますので、そんなに高い壁ではないです。Apache2も初めての体験でしたが動かすだけなら特に設定を変えずにできました。ただDocumentRootがSUSE的に/srv/www/htdocsになっている点とか、ログファイルの閲覧がrootに限定されている点が面倒でした。PostgreSQLは特に問題ありませんでした。
 その他phpで気づいた点を少し、

  • <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>などのxml宣言でエラーとなるのを防ぐために、/etc/php5/apache2/php.iniでshort_open_tag = Offにする
  • mb_http_outputでエラーになる
  • DOMDocumentの関数を使うには別途php5-domをインストール
  • /usr/bin/phpではなく/usr/bin/php5

ぐらいでしょうか。mb_http_outputの件についてはちょっと調べてみます。

8/9追記

mb_http_outputはphp5-mbstringのパッケージが必要でした。その他調べてみたらphp-gdとかphp-zlibとか別になっていたりして、この辺のはすべて入れてしまった方が面倒が少なそうです。