ntpdateの使用は今後推奨されない

 この日のNTPサーバーの件で/usr/sbin/ntpdateコマンドを使ってサーバーへの接続を調べようとしたら、

!!!!!!!!!!!!!! WARNING !!!!!!!!!!!!!!!!!!

The ntpdate program is deprecated and should not be used any more. To
quote the upstream ntp developers:

と、出力されてntpdateの利用をきつく止められます。続いてのメッセージの中にhttp://support.ntp.org/bin/view/Dev/DeprecatingNtpdateのページを参照とのこと。/usr/sbin/ntpqや/usr/sbin/sntpコマンドで代用ができるから今後ntpdateは使わない方向で。ということみたいです。この/usr/sbin/ntpdate自体、シェルスクリプトになっていて内部でsntpを呼ぶ形になっていますし。
 あと上記ページではntpdの起動前にntpdateを使って時間を合わせる必要はない。とも書かれています。だいたい68年以内の時間であればntpdを実行するのに支障ないとのことです。
 あれ、これらはいつから変更になったんでしょうか。少なくともopenSUSE 10.3でのxntp-4.2.4p3では出てなかったと思います。11.1のがntp-4.2.4p5なのでこの間に変更があったんですかね。/etc/init.d/ntpでサーバーを起動するときにも10.3の頃はntpdateで時刻を合わせてからntpdが起動されていましたが、11.1ではその処理はなくなっていますし。
 bindにおけるnslookupがdigになりつつあるのと同じ感じなんでしょう。