先日CentOSの6.0をインストールして普通に使えているのですが、ひとつ以前と異なる動きを見せる所がありまして、それはmailコマンドでqで終了してもホームのmboxに既読のメールが保存されないというものです。明示的にsとして保存すれば保存されるのですが、今まで通り終了時にqで一発保存終了としたほうが手間が少なくてすみます。
で/etc/mail.rcファイルを除いてみると、
set hold
と指定されています。これがmboxに保存されない設定ですので、$HOMEに.mailrcを作ってそこに
set nohold
として完了。これでqコマンドで保存終了とできるようになりました。
mboxを使わない方向なのはopenSUSE 11.2の頃にもありましたね。今時mailコマンドなぞ使わずちゃんとしたメールクライアントでメールを見るのが主流だからmboxは古いということなのでしょう。うちのCentOSでのメールはcronからのメッセージだけなので、何も考えずに以前の動作がいいということで昔の動作に戻した次第です。