rsyncのミラーが途中で止まるとき

 うちのファイルサーバーはi7-7700Kマシンがメインで、この前、自作したRyzen 7 3700Xマシンがバックアップとしています。
 Ryzenマシン導入と同時にCentOS 8にしたのですが、メインからバックアップへ

/usr/bin/rsync -av --delete user@i7::user/ /home/user/backup/

 という具合にrsyncでミラーしていたところ、途中で止まってしまう現象がありました。cronで毎日実行するのですが、ミラー途中でなんの音沙汰もなくプロセスがハングする感じです。cron終了のメール送信もなく、プロセスが止まったままになるので、次の日のcronも実行されません。特にエラーログもなくどうしたものかと調べていました。
 情報ではrsyncの転送速度を制限するとかあるのですが、1Gの有線なので帯域が問題となるのは考えにくいです。しかし転送にもうちょっとCPUの負荷を上げて、通信量を小さくしたらどうだろうと、

/usr/bin/rsync -avz --delete user@i7::user/ /home/user/backup/

 とzオプションをつけて転送データを圧縮してみました。
 これでしばらく数日ほどたつのですが、途中で止まるのはなくなったようです。ちょっと原因がわからないのですが、新しいCPUとOSなのでこういうこともあるのかもしれません。