だめだめマイレージ

 前も書きましたけど、ETC前払い割引サービス積み増し中止という値上げの件で、今日ふと思い立ったことがあります。
 前払い割引に代わるマイレージサービスでは1000ポイント(5万円)使ってようやく8000円分の利用料金がついてきます。割引率は約14%。ポイント変換の最小数は100ポイント(5千円)で200円で、この場合、割引率は4%にしかなりません。阪神高速は金額に関係なしに16700円使って500円だから3%。で、ポイントは高速道、阪神高速、本四連絡と別々にためなければいけません。そしてなおかつポイントには次年度末までという有効期限が付きます。
 今、高速道の方では来年3月末まで、2倍、3倍のポイントになるというキャンペーンをやっていますが、それでも年間2万円も使わない人には確実な値上げとなります。これに対して12月20日で積み立てが停止される前払い割引ならば、年間100円だろうが5万円だろうが、いくら使っても5万円で8000円分、割引率14%のお得さは変わりありませんし、高速道、阪神高速、本四道路に等しく使えます。明らかにサービスの低下ですね。
 そこで思いついたのですが、ポイントの有効期限、会社ごとに別々に貯まる仕組みでいくならば、ポイント変換の最小数においても14%の割引率にすればいいのに。ってことです。つまり100ポイントで800円の還元率です。そうすれば年間そんなに使わない人でも不公平感が薄まりますよね。で、1000ポイントでは8000円と言わずそれ以上の還元率にすればよいのです。小手先だけの期間限定のポイント2倍キャンペーンなどよりもっと効果があるはずです。
 こういう仕組みならば、自分も前払い用にカードを複数枚作って上限まで前払い料金を貯めておくなんてことはせずに、すぐにでもマイレージに移行するのですが。元公団の利用者への考えの低さにはあきれさせられます。