新しすぎてLinuxでちょっと問題のあるうちの新マシンの件です。
intelのマザーボードDG965RYでネットワークとCD-ROMドライブが認識されないという問題ですが、先日、調べてみてkernelの2.6.18じゃなおっているような情報があると書きました。で、やってみましたが結論から言うとダメでした。以下、そのときの手順です。
久しぶりのkernelのコンパイル。ソースを展開してそのディレクトリで
# zcat /proc/config.gz > .config
# make oldconfig
で今ある環境をデフォルトとして.configファイルの作成です。新しいオプションはそのままリターンを入力しておきました。
そして
# make
実行。kernelとmoduleのコンパイルですが、かかった時間は
real 18m3.150s user 16m1.724s sys 2m21.657s
とのことでした。もうちょっと速いかと思っていましたが、こんなもんですか。makeのjオプションの設定が別途必要だったんでしょうか。とくに設定せずの値が上のやつです。
次に
# make install
# make moduels_install
これで最近じゃあmake installするだけで、GRUBの設定も変えてくれるんですね。便利なもんです。あと、/のファイルシステムにxfsを使っていますので、手動でinitrdの作成も必要でした。
そんなこんなで試行錯誤しながら2.6.18のkernelのコンパイル、インストール完了。再起動してGRUBのメニューで選んで起動です。SUSE提供の2.6.16ではネットワークドライバを別途コンパイルする必要がありましたが、2.6.18は最新版のドライバーがマージされているのか問題なく認識してくれます。しかしCD-ROMドライブの認識は相変わらずダメです。なんなんでしょ。
ふと見るとSUSEから2.6.18の新しいアップデートが9月末に出ていますね。セキュリティアップデートとのことですが、次はこの辺を試してみましょうか。また今度です。
