以前、神戸淡路鳴門自動車道の休日割引について淡路島内を一般道で行った時の料金を考察しました。定額1000円となった今では、土日休日はそんな下道に出るなんてせずに、一本1000円。というのが明らかにお得です。では、定額じゃない平日はどうなっているんでしょうか。本四高速の案内では
本州と四国間の直通通行の方がお得になります。
とあったりします。実際のところどうなんだろうと、いつも使っていた布施畑−鳴門間で淡路島の淡路−洲本間を下道で行く場合の料金について調べてみました。
布施畑−鳴門 | (A) 布施畑−淡路 | (B) 洲本−鳴門 | (A+B) 合計 | 差額 | ||
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1 | 平日通勤(6〜9、17〜20) 50%引 | 2650円 | 1225円 | 950円 | 2175円 | -475円 |
2 | 平日昼間(9〜17)、平日夜間(20〜22) 30%引 | 3710円 | 1715円 | 1330円 | 3045円 | -665円 |
3 | 平日夜間・深夜(22〜6) 50%引、淡路島外は30%引 | 2650円 | 1715円 | 1200円 | 2915円 | +265円 |
と、時間帯に分けて料金が30〜50%と変化します。確かに、上記3番の夜間・深夜帯(22〜6時)はいったん下道に降りるよりも通しで行った方がお得です。これはこの時間帯に淡路島で乗ったり降りたりすると島外、つまり橋を含めたその先の部分で割引率が50%じゃなくて30%になるからなんですねぇ。このルールは深夜帯の島内環境を良くするため、前から大型車などに適用されていたのが普通車にも当てはまっているようです。
ではそうじゃない時間帯と言うと、下道へ降りた方がお得になりそうです。でも上表の1番で50%引きの平日通勤の時間帯は島内でも結構交通量が増えますからあまり快適なドライブとはいかないでしょう。475円のためにと考えるとどうなんでしょうか。次に2番の30%引きとなる昼間帯で一般道という選択です。どうしてもその時間に移動することになって20分から30分ぐらい余計にかかってもいいなら665円お得になります。
ありそうなのが、AまたはBの区間がどちらかが50%、片方が30%になるパターンです。入るときに50%引きの時間帯ならそのまま突っ切って2650円ですが、入るときに30%引きの時間帯でそのままのペースで行くと30%のままだけど、いったん下道に降りて50分ぐらいかけると50%引きの時間帯になりそうな時とか。昼間の15時台とか夜間の20時台がそんな感じですかね。Aの区間が30%でBの区間が50%だと合計2665円。逆だと2555円。降りずに行く50%引きの料金とほぼ並びます。でもそれするぐらいだったら、一般道に降りずにどこかのSAやPAで一般道で余分にかかる20分から30分の時間ぶんエンジン切って休んだ方がいいかもしれませんね。
と言うことで結論です。
- 神戸淡路鳴門自動車道の平日通行は通しで30%引きの時間帯ならいったん下道に降りるのもあり
- 50%引きの時間帯で夜間・深夜の(22〜6時)は降りちゃダメ
- 50%引きの通勤時間帯(6〜9時、17〜20時)は降りるのもありだけど快適とは言えない
- 入ったときに30%の時間帯だったが50%引きの時間を狙って島内の一般道をのろのろ行くぐらいならSA、PAで休んだ方がいいかも
こんなところですかねぇ。