CentOS 5.5リリース

 今朝、CentOS-announceメーリングリストで報告されて知ったのですが、CentOSの5.5がリリースされました。リリースノートはこちらから。それほど大きな変更はないようです。
 5.4と5.5の主なパッケージでバージョンがどのように変わったか調べてみました。

5.4 5.5
ImageMagick 6.2.8.0 6.2.8.0
bash 3.2 3.2
bzip2 1.0.3 1.0.3
coreutils 5.97 5.97
cups 1.3.7 1.3.7
curl 7.15.5 7.15.5
firefox 3.0.12 3.0.18
gcc 4.1.2 4.1.2
ghostscript 8.15 8.15
gimp 2.2.13 2.2.13
glibc 2.5 2.5
httpd 2.2.3 2.2.3
kdebase 3.5.4 3.5.4
kernel 2.6.18 2.6.18
lftp 3.7.11 3.7.11
openoffice.org 2.3.0 3.1.1
openssh 4.3p2 4.3p2
perl 5.8.8 5.8.8
php 5.1.6 5.1.6
postgresql 8.1.11 8.1.18
python 2.4.3 2.4.3
rpm 4.4.2.3 4.4.2.3
rsync 2.6.8 2.6.8
samba 3.0.33 3.0.33
tar 1.15.1 1.15.1
vim-enhanced 7.0.109 7.0.109
wget 1.11.4 1.11.4
xorg-x11-utils 7.1 7.1
yum 3.2.22 3.2.22

 内部は更新されているのでしょうがほとんどがバージョン据え置きですね。目立ったところではopenofficeぐらいでしょうか。あと、PostgreSQLの8.4がpostgresql84という名前のパッケージに、Samba 3.3.8がsamba3xとして新たに提供されています。
 早速テスト用のマシンからアップデートしてみようと思います。