ジムニーのヘッドライトにウレタンクリアーを吹く

 うちのJB23Wジムニーですが、数年前に炎天下でモノタロウの虫取りクリーナーを使うとヘッドライトのコーティングがボロボロになってしまいました。傷が目立ち、ところどころまだらになっている状態です。ヘッドライトとクリーナーの相性がよくなかったようです。
 自分でなおすのにヘッドライトの曇り取り目的でのケミカルは結構種類があるのですが、購入時のライトのコーティングをはがすので、耐久性からものによっては数ヶ月に1回施工しないといけないようで、それも手間だなと傷だらけの状態で放置していました。ヘッドライトのユニットごと交換しようかとも思ったのですが片方で1万5千円ぐらいします。これは最終手段ですね。
 そんな中、こちらの動画をたまたま見ました。耐水紙ヤスリの800番でコーティングを落として、あとはウレタンクリアーを吹き付けるのみです。調べると耐久性も1年以上、場合によっては数年いけるとか。
 さっそくモノタロウで耐水ペーパーとソフト99のウレタンクリアーを入手です。同時にマスキング用としてマスカーも購入しました。

www.monotaro.com

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 家にあったふつうのマスキングテープでヘッドライト周辺を保護して、800番の紙やすりでみがいていきます。特に難しいことはなく全体をむらなく水研ぎでヤスリがけ。次にマスカーで広い面を保護。結局、マスキングとマスカーの貼り付けが一番手間がかかった感じですね。
 ウレタンクリアーの吹き付け作業ですが、これは他にも大量にYouTubeに動画があるので参考にしています。要は、1回目は薄く、2、3回以降厚くとのこと。やすりも2000番ぐらいまでして、最終的にコンパウンドで下地をつくっている動画もありましたが、そうじゃなくて800番ぐらいで終了して面が白っぽい状態からウレタンクリアーを吹き付けても最終的に透明になるようで、今回はこれにならって800番のみとしました。
 自分はこわごわやったので、3回目まで吹いた時点で表面の凹凸がけっこうあり、クリアな状態にできませんでした。これはどうしたものかと重ね塗りをして、4回目ぐらいで思っていたより厚く塗ればクリアーな状態になることがわかりました。結構、垂れる寸前ぐらいの厚みでしょうか。吹き付けている場所がすぐにクリアーに変化するので、その状態になるまで重ねて吹き付けます。
 その後、1日たって乾燥した状態を触るとツルツルで、特に後処理も必要ありません。外での作業でしたので、小さなホコリが付いたりもしましたが、遠目に見てかなりきれいな状態となりました。満足なできです。あとはどのくらいもつかですかね。ウレタンクリアーのスプレー缶は12時間で硬化するので、ほぼ1回の使い切りとなりますが2000円ちょっとなので1年に1回ぐらいならいいかなと思っています。