会社の購入準備中だったサーバがようやく納入されました。まあ、今の時期になったのはうちの会社の稟議に時間がかかったからで、注文してから納入までの時間はそれほどかかったわけではありません。他にデスクトップとかも2台納入され、まさに山積み状態です。
とりあえず動かすソフトの関係でマシンのHostIDを取得する必要があったのでサーバから梱包を開けました。このマシン。思っていた以上に重く大きいです。Web上の写真では普通のタワー型デスクトップぐらいかなと思いますが、実際は奥行きがあります。レイアウト的にHDDを収納するぶん前に伸びてきたという感じですね。重さは運送用に箱に張られたラベルの表示では34kgでした。
で、2人がかりで箱から取り出して、今回はOSなしで購入しているので、たまたま手元にあったWhoppixのCDでブートしてHostID(実態はEthernetカードのMACアドレス)を取り出しました。3.6GのXeonを2つにHTを有効にしていますから、起動時にペンギンが4羽並ぶのは壮観です。余談ですがWhoppix。今確認しに行ったらWHAXというものに変わっていました。Live CDのディストリビューションを変更したのが理由とか。
OSなしで購入したのはもともとx86-64用Linuxで動かす予定で、デルが日本でサポートしているのはRedHatのみですが、アメリカではEnterprise ServerバージョンのSUSEであるものの動作確認しています。それならばFTP版のSUSEでもいけるかなぁという判断です。動かなかったらそのときはそのときです。
あまり時間がなくてさわれていないのですが、SUSE Linux 9.3のブートCDで立ち上げたところ、インストール前に手動で32/64bitを選べるようになっているところでちゃんと64bitと認識されていました。SCSIのHDDやネットワーク、メモリーも搭載全部の8GBを認識されています。これなら大丈夫そうです。
一つ気になったのはSCSIのHDDがすごく熱くなること。15000 min-1の36GBと10000 min-1の146GBなんですが2台とも結構熱を持っています。これで24時間運転は少し心配です。しかしCPUの上に鎮座するヒートシンクは筐体の幅ぐらいある大きなもので、ファンが直接付いているタイプではなく筐体のファンによる風の流れで冷やすタイプです。筐体のファン自体は電源ON後、おまえは掃除機かと言うぐらい強烈な音がして、かなり能力が高いものと思われます。通常運転時は静かなものですので、このぐらいの熱さならば大丈夫なんでしょう。
まずはOSのインストールからです。