IE7のBeta2ですが、会社の自分担当のマシンに入れて、ぼちぼち使っています。というか、IE6に上書きされてしまったので、このマシンではIE7を使うしかないのですが。
で、1週間使ってみて使い勝手の感想など。
タブの開き方
ページの中でリンクをタブで開くと、そのページの右隣にタブとして開きます。
[A][B][C]と3つのタブが開いてあって、[A]のページからタブで開くと、[A][A'][B][C]という感じです。自分がいつも使っているブラウザはFirefoxですが、Mozilla系のブラウザの場合はタブの開き方はラストに追加という感じになります。この例では[A][B][C][A']という具合です。この違いが気になります。これはオプションで動作を変更できますが。
まあ、タブで開いたページを早く見るのか、後で見るのかの考え方の違いでしょうが、自分はMozilla系のほうがしっくりきます。
レイアウトの崩れ
細かいところで見ると、Adobeのサイトで表題と本文が重なるなどのレイアウトの崩れが結構見受けられます。Webデザイン用ソフトを販売している会社のサイトでこうなのですから、IE7への対応はちょっと大変だぞ。と感じさせられます。
自分で確認した感じ、同じソースでも各要素の幅と高さの値がIE6の頃より変わっていると思います。そのためCSSでピクセル単位で位置指定しているとなんかずれているってことがありますね。まあIE6には幅の算出に奇妙な点があったのでどちらが正しいのかわかりませんが。
アドレスバーの表示
例えばJavaScriptのwindow.openでメニューやステータスバーを表示しないように新たにwindowを作っても上部にアドレスは表示されるようになりました。オプションで消せるようにできますが、デフォルトでは表示するようになっています。これは訪れているサイトが意図したものかどうか確認するためのセキュリティ対策だと思うので正しい方向だと思います。
ページでアドレスを隠蔽したい。との要望はあるのはわかりますが、結局右クリックひとつで表示できるわけですし、右クリック禁止対策していても、ちょっと手間をかければだれでもすぐわかるものです。アドレスがわかると不都合なシステムを作ってしまう側の方が問題ですよね。
IE7 Beta2は全体として異常終了などなく動作は安定していますし、結構いけるんじゃないでしょうか。