Coreアーキテクチャ恐るべし

 この前会社に導入したPowerEdge 2900III。これにはXeon E5410 (2.33GHz)が2つ載っていまして合計8コアになります。で、会社で扱う初めてのCoreアーキテクチャーのCPUでもあるし、どのぐらい速くなっているんだろうとベンチマークをしてみました。比較対象は2年半ほど前に購入したPowerEdge 1800。こちらはXeon 3.6GHz (Irwindale)が2つです。構造計算シミュレーションの実行ですのでHyperThreadingは無効で。有効時と無効時では、無効にしたときの方が速いことは確認済みです。
 結果、2CPUに固定した計算ではXeon E5410の方が1.5倍速いとなりました。クロックが3.6GHzに対して2.33GHzと65%程度なのにかなり速いんですね。さすがCoreアーキテクチャーといったところでしょうか。今までの経験から、クロック数に比例して計算時間も速くなっていましたから、この結果は期待した以上でした。で、2CPUじゃなくて8CPUで計算すると、さらにスピードアップが期待できそうです。ちょっとやってみたところ2倍ぐらい積み増しされる感じでしょうか。
 昔のPowerEdge 1800は5年リースなのでまだまだ使わないといけないのですが、この結果を見て早く買い換えたくなってしまいました。