DELLサーバのTPM CC 2.0 MLKについて

b3g2016-05-19
 デルのPowerEdge R630について調べていて、カスタマイズの最初に

と選択肢があります。TPMはTrusted Platform Moduleでセキュリティチップということはわかったのですが、TPM-CC、MLKの内容がわからず、なにを選んでいいのか迷っていました。
 調べてみますとTPM-CCのCCはCommon Criteriaのことでこちらの記事が詳しいです。CC準拠のTPMということみたいですね。2.0はTPMのバージョンで、Windows 10では必須になるとかで今後は2.0が主流になるみたいです。
 そしてMLKなんですがどうしてもわからず、結果、デルのページのチャットからデルの中の人に直接聞きました。するとMLKを選択するとこの4月に発表されたXeon E5-2600 v4が選べられるとのことでした。ということはMLKとはmid-life kickerと推測されます。車でいうところのマイナーチェンジに当たる言葉ですね。もうちょっとわかりやすい表現はなかったものか。
 まあこれですっきりしました。今後の購入に向けて進めようと思います。

追記

 と思ったら、MLKサーバでv4 CPUを選択すると2個目のCPUが追加できないですね。アメリカ向けのページではそんなことないので日本向けのページが対応できていない模様。これはちょっと様子見ですね。

さらに追記

 HPのサーバも調べていまして、こちらのシステム構成図の資料にTPM 1.2と2.0での対応状況が掲載されていました。これを見ると2.0は新しすぎて、まだまだできることが少ない感じです。まあうちの場合はTPM自体、なくてもいい感じなのでそれほど気にしませんが、購入するときには注意が必要です。