なんか最近Firefoxの動きが鈍い感じがするので、新年という区切りもあり環境設定でプライバシー情報をCookieも含めて消去してみました。普段は全くしないのですが、これで起動がスムーズになったような気がします。というか、確実にスムーズになりました。
で、いつものようにPandora.TVへ行ってみたら過去に自分が見た動画のリストが残っているではないですか。Cookieを消したのに接続している環境が識別されているとするとIPアドレスか? それはマズイ。と家族が使っている他のPCからアクセスしてみると、そうではないようです。
そこで思い立ったのがFlash Playerの一時ファイル。ここの日記を書く際にもバックアップ機能として使われていて、Cookieと同じようにローカルに情報を保存できるというもので、そういえば一時期、話題になってこちらの記事で知ったような気がします。こいつの消す方法なのですが、アドビがFlash Player: 設定マネージャというのを提供しています。このページの内容を見ると、以下の5つのページ(タブ)に分かれています。
[グローバルプライバシー設定] パネル
FlashがPCのカメラやマイクへアクセするときの振る舞いの全体設定です。おお。FlashってPC内蔵のカメラやマイクへのアクセスもできるんですね。初めて知りました。そんなのは全く必要ないので、デフォルトの常に確認から、常に拒否に設定変更しました。
[グローバルストレージ設定] パネル
詳しくはこのページに載っていますが、ローカルに保存する容量の割り当てで、デフォルトでは各100KBとなっています。これはいいとして、サードバーティ製コンテンツにというのは、オフにしておいてもいいかもしれません。説明によると、これは見ているページと違うドメインからのFlashによるローカルファイル保存を許可するかどうかです。ブラウザーにおけるサードバーティのCookieと同じ意味なんでしょう。使われるとすれば広告がらみで多そうなので外しておきました。
[グローバルセキュリティ設定] パネル
古いFlashのページによるセキュリティルールをそのまま使い続けるかどうかみたいです。
デフォルトでは常に確認なのですが、確認された覚えがありません。あんまり一般的に該当しないのか、気づいていないだけなのか。まあ、これはこのままにしておきました。
[グローバル通知設定] パネル
Flashの新しいバージョンの通知についての設定です。アップデート通知はデフォルトで14日。まあこんなもんでしょう。
[Webサイトのプライバシー設定] パネル
過去に訪れたWebページのカメラとマイクへのアクセス制限を個々に設定するか、すべて削除できます。
[Webサイトの記憶領域設定] パネル
ここは各Webページごとのローカル保存容量の設定や、個々かすべての記録削除ができます。
初めて見たのですが、結構、たくさんのサイトに使われていました。行った覚えのないドメインも結構ありましたから、サードパーティ製のヤツなんでしょうね。とりあえず全部削除してすっきりです。Pandoraの閲覧履歴も当初の目的通り消えましたし。上記デフォルトから変更した設定もありますが、今後使ってみて不具合なければそのまま使い続けようと思います。
あと、思ったのですが、これらの設定をアドビというかmacromedia.comのページにアクセスして変更するってことは、アドビが勝手に設定を変更したり、ひょっとして他のサイトでも変更できるようになっているかもという懸念があるんですけど、どうなんでしょうかね。セキュリティ的に良くない気がします。