会社の主にバックアップ用途としてネットワーク接続タイプのHDDを導入していまして、いろいろと故障で代替わりして現在はLS-WH2.0TGL/R1とHDL-A3.0Sになっています。
数年で壊れるしパフォーマンスもそこそこだしと、今期はちゃんとしたNASをサポート付きで購入することにしてDELLのPowerVault NX400を導入しました。HPのStoreEasy 1430と同じ構成で比較して安かったもので。
で最近、いろいろと設定を確認しているのですが、納入時のデフォルトでパーティション分けが2.7TBと残りと、なんともわからない分割だったのでまずはRAIDの再設定とOSの再インストールからです。電源ON後のCtrl+Rキーで入るRAID設定で仮想ディスクを作成しておけば付属のDVDで起動してあとは自動でWindows Storage Server 2012 R2 Standardを復旧してくれます。注意点としてはマニュアルにもありますけどOS用のディスクに120GB以上の容量を確保しておくことでしょうか。うちの設定ではRAID 5ですべてのHDDを確保して、120GBと残りで2つの仮想ディスクを作りました。DVDで起動後40分ぐらいでOSのリカバリーは完了です。
120GBの方にOSは再インストールされ問題なく復旧完了と思いきや、問題点が2つありまして、
OSが英語のままの件は、コントロールパネルの言語で日本語を導入して優先順位を1番にすることで、再ログオン後、メニューなどすべて日本語表記になりました。ついでにタイムゾーンも日本に設定しておきます。
デバイスマネージャーの件は必要なドライバーが導入されていないからだろうと思い、デルのサポートページに行ってみたのですが、OSでWindows Storage Server 2012が選択肢にありません。2008 R2だけになっています。これはサポートに連絡しないとダメかなと思ったのですが、サポートに連絡する前に、どうもチップセットのドライバーが必要っぽい。NX400はPowerEdge R320をベースにしているのでR320用のドライバーを流用できるかも。とR320のページからIntel C600/X79 Series Chipset Driverをダウンロードして導入してみたところバッチリOK。不明なリストが解消されました。まあ、たまたまうまくいっただけですのでホントのところはデルのサポートに確認してください。
とりあえずこんな感じで導入を進めており、パフォーマンスの調査はこれからです。