あくまでも参考で

 4年ぐらい前に京都南部から四国までの高速料金を試算していまして、このたび、ETCの休日特別割引が始まったので同様に計算してみました。以下は土日祝日の特別割引の例です。

  1. 名神大山崎中国道・吹田ー神戸JCT山陽道・神戸西ー神戸淡路鳴門自動車道・鳴門
    • 164.4km
    • 1500+1000=2500円
    • 大都市近郊区間は22時から6時までは-300円で2200円
  2. 名神大山崎中国道・吹田ー西宮山口JCT阪神高速神戸線・布施畑JCT神戸淡路鳴門自動車道・鳴門
    • 155.2km
    • 1100+350+1000=2450円
    • 大都市近郊区間は22時から6時までは-300円で2150円
  3. 名神大山崎阪神高速・西宮ー第二神明道路・垂水JCT神戸淡路鳴門自動車道・鳴門
    • 151.0km
    • 1000+350+200+1000=2550円
    • 大都市近郊区間は22時から6時までは-300円で2250円
  4. 阪神高速・守口ー阪神高速神戸線第二神明道路・垂水JCT神戸淡路鳴門自動車道・鳴門
    • 約140km
    • 500+350+200+1000=2050円

 高速の距離順で、今までは距離が長いと料金も高かったのですが、今回の割引ではそうなっていません。4番のルートは参考までの番外として、通常、名神からのルート1〜3を考えると、名神阪神高速神戸線を乗り継ぐ距離の短い3番のルートが割高になっています。次いで距離の長い中国道阪神高速神戸線を乗り継ぐ2番のルートが一番安いのですが、もっとも距離のある1番のルートと比べても50円しか変わりません。
 ということで単純に料金でのお勧めは2番の北神戸線乗り継ぎルートなんですが、阪神高速は原則60km/h制限ですし、結構、急勾配、カーブの多い道ですので、時間的には距離のある1番のルートとそんなに変わらないと思います。あと、間に阪神高速を挟むと、高速道路上限1000円が分断されてしまい、鳴門よりさらに西側へ高速を使う場合に料金的に不利になることもあるので注意です。
 しかし、通常6千円から7千円以上かかっていた高速料金がこの割引で1/3ぐらいになるのですからすごいです。これは大きいですよ。

4/6追記

 ふと阪神高速のルートについて調べていたら、第二神明道路を通らず、神戸線の柳原出口から神戸山手線へ乗り継いで北神戸線へ出る方法があることに気づきました。乗り継ぎ料金となりますので、神戸山手線、北神戸線で追加の費用は発生しません。神戸線と北神戸線の乗り継ぎは、他にも新神戸トンネルを使うルートもありますけど、こちらはトンネルの料金がかかりますので今回はパス。結局、5番目のルートが存在して、
 5. 阪神高速・守口−阪神高速神戸線・柳原出口−阪神高速神戸山手線・白川JCT阪神高速神戸線・布施畑JCT神戸淡路鳴門自動車道・鳴門

    • 約150km
    • 500+350+1000=1850円

と、第二神明道路を通らないぶんちょっと大回りですがこれが一番安いコースになります。来年度には湊川JCTが完成して乗り継ぎが便利になりますし結構いいかもしれません。