CentOS 7やFedora 25のインストールでASRockのZ270 Pro4にNVMe接続のインテルSSD 600pでXFSを確保するとファイルシステムが壊れる問題ですが、一応XFSを使用しないことで回避できそうなことは判明しています。でもまあ本来使えるものが使えないのもいやなのでもうちょっと調べてみました。
こちらの情報がRed Hat Bugzillaに投稿されたおおもとと考えてよいと思います。ここではインテルのファームウェアを最新版にするか、4月11日現在Fedora 25のkenel更新が結構あるのでkernelのアップデートかFedora 26への移行を勧められています。
そしてXFSのメーリングリストでも話題になっていてこちらのスレッドになります。上記Bugzillaの引用から始まっていますが、結局のところIntel以外の製品では問題ないレアケースとして終わった感じですかね。
最後にインテルの掲示板にも情報を見つけました。こちらとこちら。インテルの言い分としては
The 600p Series is an NVMe* drive that was designed to work with the inbox drivers provided in modern Windows* versions.
600pはWindowsのドライバー向けに設計しています。本件は調査中というニュアンスでしょうか。
まあIntel以外のNVMe SSDでは起こってないようですので、結局は600pのファームウェアのバージョンアップを待つ感じですかね。こちらのページからダウンロードできます。ちなみに4月3日現在のv2.2.0はリリースノートによると600pのファームウェアの最新版は昨年12月の109Cのままで新しいのはまだないようです。