Precision Tower 3620へのWin10インストールとドライバ導入

b3g2017-01-09
 先日からDELL Precision Tower 3620へのWindows 10の環境設定をしているのですが、リカバリディスクを使ったSSD完全消去後の復元は工場出荷時の状態へSSDパーティションすべてを使ってWindows 10を元に戻すので、ドライブの半分をC、残りをDとかでフォーマットしていてもリカバリ完了後にドライブ全体がCドライブとなってしまいます。うちの流儀としては半分づつでCとDを作りたいのですが、この回復方法ではダメなことがわかりました。
 Windows 10の復旧ではなく再インストールについてデルが示している方法マイクロソフトが提供しているWindows 10のISOファイルを使った標準的なインストールでした。
 ということでISOファイルを入手してUSBメモリに展開してTower 3620へのインストールを実施します。しかしNVMeのSSDを認識しません。ISOファイルは1607の番号が付いていますがSkylake世代のマシンでC236チップセットを採用とのことでやっぱりドライバーが必要みたいです。インテルが公開しているラピッド・ストレージ・テクノロジー(RST)ドライバーの64bit版の方、F6flpy-x64.zipをダウンロードしてきて別のUSBメモリに展開してドライバーの読み込みを実施。これでNVMeのSSDが認識されました。あとは通常のWindowsのインストール方法と同じですね。
 問題なくWindows 10が起動して、デルが提供している個別のドライバーを

  1. Intel Chipset Device Software Driver
  2. Intel Management Engine Components Installer
  3. Realtek High-Definition Audio Driver
  4. Intel HD Graphics 510 / 530 / 630 Driver
  5. オプションのビデオカードがあればそのドライバー
  6. Intel I2xx/825xx Gigabit Ethernet Network Controller Driver

を順に導入して完了です。うちのはNVIDIAビデオカードをメインに使っているので、Intel HDのドライバーは必要ないのですが、デバイスマネージャで不明なビデオとしてリストされるのでそれを解消するためにとりあえずIntelのドライバーも導入しています。
 あとインストール時にプロダクトキーの入力とかなかったのですが、インターネットに接続できるようになったら、なにもしないでOSの認証が完了していました。どういう仕組みかわかりませんが、デルの該当機種はあらかじめマイクロソフトのリストに入っているんですかね。