vSphere Data Protection終了のお知らせ

 今月始めにvSphere Data Protection終了との発表がありました。現行vSphere 6.5向けのものが最後になるとのこと。
 会社の環境もVDPでバックアップしています。現状のバージョンでは使用可能ですが、将来、他の方法のバックアップが必要になりそうです。Data Protectionって6.1.4へのバージョンアップがうまくいかなかったり、最新版が6.1.4でvSphere内でバージョンが上がらずにそのままなのは疑問でしたが、この近いうちに終了という理由もあったのかもしれません。
 上記記事では推奨する他のバックアップ方法としてDell EMC Avamar Virtual Editionをあげています。こちらのページを参照とのこと。実際にはこちらのページとなるのですが、期間限定の提供として

The offer includes 3 years of free AVE licensing to protect the first 4TB of protected data. Maintenance costs will continue to apply during this 3-year period. Offer valid through October 15, 2017.

3年間4TBの無料AVEライセンスが提供されて、3年間のメンテナンスコストも含まれるとのこと。そして、提供は今年の10月15日までとあります。
 ちょっと情報が少ないのですが、VMwareDELL EMCの傘下となりますが別会社なのでAVEを手に入れるためには改めてDELL EMCへ連絡して手続きが必要なんですかね。そして提供期間があと半年しかないというのも不安です。AVEを導入したとしても3年後に発生する費用はどうするんだとか。vSphereの現状バージョンはVDPを使い続けて、将来バージョンアップしたときに他を探せばいいかと思っていたのですが、主に費用面で問題が起こりそうな気がします。
 まあ、あと半年のうちに日本語でもちゃんとした情報が出ると思いますのでそれまで待とうと思います。