vSphere Replicationの8.7が公開されていた

 18日付でvSphere Replicationの最新版8.7が公開されていました。リリースノートはこちらから。うちの環境はまだ7.0.3ベースなんですが8.7でも対応とのことなのでバージョンアップしてみました。
 いつもはISOファイルをvSphere Replication Applianceにマウントしてアップデートするのですが、今回、思い立って前のvraは削除して新規に導入することにしました。前の環境からバージョンアップを続けていて、なんとなくもういらないファイルとかもあるだろうと思ったからです。
 普通にOVFファイルなどを読み込んで仮想マシンを構築。起動後、前のバージョンと同じマシン名、IPアドレスなどで設定してvCenter Serverに接続しようとするとちゃんと前の環境を上書きしますか、と尋ねられてそのまま登録できるようになっています。たしか以前はvCenter Server側で手動でvraの設定などを削除しないとダメだったような思い出がありますので、再登録も簡単になったようです。
 レプリケーション先のドライブは、以前のバックアップが残っているとディレクトリ名に(1)など付いて別のレプリケーションとして保管されるようになっています。これは昔のファイルを消さない親切設計ですけどディスク容量に余裕がないので、前のバックアップは削除してからレプリケーションをするようにしました。