つい先日、うちのMacBook Pro上のVMware Fusionで動かしているWindows 11マシンで、とあるソフトのバージョンアップをしたんですが、アップデート後、起動に失敗します。元に戻そうと古いバージョンを上書きインストールしようとしても、バージョンダウンはできませんとのこと。それならば今あるのをアンインストールしようとするのですが今度はファイルが足りないのでアンインストールできませんとなりました。
再度、該当バージョンをダウンロードしてきて上書きインストールは可能でしたがやっぱりエラーで起動できず、この状態でアンインストールを実行してもファイルが足りないで不可、とのことで全く打つ手がなくなってしまいました。
これは仮想Windowsマシンをバックアップから戻すしかないな。とmacOSのTime Machineから仮想マシンファイルをリストアしてみると、今度はWindowsが立ち上がらなくなりました。UEFI起動時のぐるぐるが表示されて、その後Windowsに移ったすぐぐらいでハングします。
うちの場合、仮想Windowsマシンは起動しっぱなしで使わないときはcommand+Hで常に隠した状態としています。だからTime Machineによるバックアップも仮想マシンが動いている状態なので、ロックファイルとかが問題なのかもと、以下の情報を参考にロックの関連ファイルを削除してみたのですが症状が変わりません。
どうしたものかとさらに調べるとTiem Machineによる仮想マシンのバックアップはもともと推奨されていないことが判明しました。
こうもはっきりとダメになった事例は珍しいです。もう完全にあきらめて仮想マシンを最初から作成しWindowsのクリーンインストールで元の状態に近づけたことでよしとしました。