最近のデルのデスクトップPCに付属しているマルチメディアキーボードなんですが、マルチメディアと言うだけあって音量のミュートや大小の調整がキーボードからできるようになっています。ただ、うちの環境では他のPCと合わせるためWindowsの音量調整はできないようにして統一しているところ、このキーボードが接続されたPCはコントロールできることに最近になって気づきました。
一般ユーザーのコントロールパネルへやタスクバーの通知領域へのアクセスをグループポリシーで禁止にしているんですけどキーボードからの音声設定が可能になっています。またデルのこのマルチメディアキーボードのみの現象ではなく、ロジクールのキーボードにもfnキーとファンクションキーにボリュームの印刷がしてあってこの組み合わせで音量の調整ができることを確認しました。どうやら一般的な規格にのっとったもののようです。
これを禁止するのに何か方法があるのではと探してようやくこちらのページに行き当たりました。要はこういうconsumer control buttons (CCB)の拡張がWindowsにあってその中に音量のコントロールのキーも設定されており、その入力はHuman Interface Device Accessサービスが受け持っているとのこと。そこでこのサービスを無効化するとボリュームボタンは動作しなくなりました。当然音声調整だけでなく他の再生ボタンなども効かなくなりますが、仕事用のPCなので現状問題ありません。Human Interface Device Accessと表示されているので他のキーボードやマウスの入力に影響があるのかもと懸念しましたが、拡張ボタンのみのようで一般的な入力は問題ないようです。
