ATOK試用版を試して結局使わない判断

 Windows 11環境でGoogle日本語入力を使っていて、Windows terminal起動時に_AでIMEがONになる不具合がありまして、

support.google.com

github.com

のように、IME側、Terminal側両方で報告はされているものの解決の望みは薄い感じです。
 あとGoogle日本語入力でWordを使っていると、急にキー入力を受け付けなくなる不具合もあり、これはいったんWordを終了して起動し直す必要があります。

support.google.com

 もともとWindows付属のMicrosoft IMEは最小限の性能というか、なんか学習をしてくれないことが多くて使いづらいんですよね。macOS付属の日本語入力は、自分にとって最悪です。かな漢字変換のタイミングが勝手に切り替わるので、こちらの入力リズムにあいません。
 Google IME問題の解決方法として別のIMEはということでATOKを試すことにしました。現状サブスクになってベーシックコースで月々330円となっています。年間4000円弱は高いように思いますが、これひとつ入ればWindowsMacでも使えるということでそれならありかな。と試用版からはじめてみました。
 ATOKを入れたWindowsWindows TerminalもWordも問題ありません。さすがのクオリティ。Mac OSでも問題なく使えますね。
 しかし変換の基礎となる部分が自分には合わない感じです。まずは固有名詞、マンガの題名や作家名がいっぱつで変換できません。学習すれば次からは大丈夫なんですが。Google IMEはネット企業が作っているだけあってこの辺の単語に強いように思います。比較してATOKの弱点となっていますね。足腰は強いものの時代に合ってない感じです。書き味が違うというか、普通にシャーペンで書きたいのに、ATOKは筆ペンだったみたいな。自分が求めている変換の方向が違っていました。
 2週間ほどATOKを使用して、これにお金を払って使うほどの利点はないなと判断し、WindowsMacからは削除することにしました。結局Google IMEの元のサヤに戻る状況です。