この前、来年度から実施されるであろう首都高の料金案が報道されていましたが、自分に関係ある阪神高速の距離別料金案も発表されました。で、実際のところ自分にはどう影響あるのか調べてみました。
料金は
基本料金(290円)+31円/km
が基本となり、上限が大阪線で1200円。神戸線で1000円。で、現行、大阪線と神戸線とで分かれている料金区分は継続されるとのこと。
では、自分がよく使う、守口から月見山まで行った場合どうなるだろうと、発表資料の表に当てはめてみました。
大阪線は
守口 - 武庫川 | 28.9km | 1100円 | +400円 |
神戸線は
西宮IC - 月見山 | 25.1km | 850円 | +350円 |
となります。さらに、この間の武庫川 - 西宮IC間も2.6kmあって、これも加えられるわけですから、距離と料金はさらに伸びてプラス100円ぐらいあると思います。ということで改訂後の予定料金はあわせて2050円ぐらい。現行の1200円に対して850円ぐらいの7割値上げとなります。
そしてこちらもよく使う、中国道から神戸淡路鳴門道へショートカットする北神戸線の西宮山口から布施畑へのルートの場合、
西宮山口JCT - 布施畑JCT | 25.0km | 850円 | +350円 |
で、こちらも今の500円から7割の値上げ。中国道、山陽道経由で普通に行くのと同じぐらいかちょっと高いぐらいとなります。
これらの料金はETC割引は含まれていませんが、どちらも現行の1.7倍とかなりな値上げです。将来、距離別料金にすると発表のあった2年前ぐらいに感じていましたけど、それが現実になりつつあると言うことですか。
これだけの値上げとなると、阪神高速の端から端へ通る自分のような使い方をする車は周りの高速道路に流れるんじゃないかなと思います。なんといっても阪神高速の魅力は通行料金ですから。この利点がなくなると、なにもわざわざ混む可能性があって道も狭い阪神高速じゃなくて、普通の高速道路を使うと思います。で、大阪や神戸の都心に用がある、現行料金とそんなに変わらないか安くなる可能性のある人だけが阪神高速を主に使うようになるんじゃないでしょうか。この結果、迂回路である近畿道や中国道の吹田、宝塚間が今以上に渋滞しやすくなるような気がします。