以前、会社でVMware ESXi 5.0にしてから2つあるホストのうち1つでディスクの待ち時間が大きくなった件ですけど、ホストの電源を切ったり仮想マシンを移動したりしてもあまり改善していませんでした。2つのホストは同じ機種で設定も同じ。これは一度iSCSIのPowerVault MD3000iからハブのPowerConnect 5424まで全部電源OFFした方がよさそうだな。と、昨日、サーバーをすべてシャットダウンして電源の入れ直しをしてみました。24時間経過して今日、確認したところディスクの待ち時間が以前のレベルに戻っていました。思い返すにESXi 5.0のせいではなくて同時にiSCSIのコントローラーでジャンボフレームの設定を見直していたのですが、その時、もともとジャンボフレームが有効だったのを無効にしてまた有効にしてというのが引き金だったみたいです。おそらくPowerConnect 5424の再起動が必要だったんでしょう。
うちの会社のiSCSIはデルのMD3000iなのですがESXi 5.0の互換性リストには載っていません。ネットを調べるとこちらにあるように最新版のファームウェアがいけるとか、フェイルオーバーで問題ありとか、今後のデルによるサポートは期待薄などの情報があります。
今回のバージョンアップでは、まあたぶんいけるだろうと念のためファームウェアを最新版の07.35.39.64, A13にして運用してますけど、今のところ問題はありません。うちのMD3000iはプレミアム機能なしのiSCSIだけのシンプルなものです。
デルがESXiの5.0でMD3000iをサポートしないのはVMware vCenter用のプラグインとしてDell MD Storage Array vCenter Plug-inというのを提供していまして、これの5.0用を提供する気がないからではないのかなとにらんでいます。
