サーバ向けGPGPU

 インテルのCPU XeonE5ファミリーが新しく発表されて、それにともないデルでも12世代(12G)サーバーが発表になりました。それだけなら、ふーんというだけなんですが、今回発表された2ソケット2UラックサーバーであるR720においてGPGPUが選べるようになってて喜び驚いた次第です。
 以前はNVIDIA Teslaを選択できるサーバーはブレードサーバーであるM610Xだけで、HPCクラスタ向けの構成でした。1台のサーバーだけ導入というのには難しい感じ。あとTeslaを付けられるのはワークステーションであるPrecision T7500で、これはOSにサーバーが選べません。1台のサーバーに1つのGPUという構成が難しかったのです。それが今回のR720ではTesla M2090とか選べるようになったので、会社の計算機サーバーでGPGPUの導入がしやすくなりました。GPGPUを付けるとCPUの種類で消費電力が95W以下限定になってしまうようですけど。
 本格導入はまだ先の話ですがGPGPUの導入がしやすくなったことでどのくらい計算が速くなるのかワクワクの状態です。