Ryzenマシンにケースファンを追加

 先日導入したRyzen 7 3700XマシンですがCentOS 8で運用しています。さすがの8コアCPUなだけあってTDP 65Wながら負荷が高いと結構温かい排気が出ますね。
 LinuxでCPU温度といえばlm_sensorsですがAMD CPU全般がシェアとサーバー分野の弱さからかkernelが5.2以降じゃないと対応していないとのこと。CentOS 8のlm_sensorsはバージョンが3.4.0で、kernel 4.18ではかろうじてGPUの温度が見られるぐらいです。
 現状、CPU温度を知るすべはないのですが高温なのは確かなので予防的にケースにファンを追加することにしました。うちのPCケースはTHERMALTAKEのVersa H18で背面に排気用のファンが1つ付属しています。仕様では前面には12cmが3つ、または14cmが2つ取り付けられるとのこと。マザーボードASUSのTUF B450M-PLUS GAMINGでケース用のファン電源は4ピンのが1つ余っているので14cmのファンを1個追加することにしました。
 アマゾンやヨドバシカメラをうろうろして、14cmでどうせなら4ピンをと探して

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ヨドバシカメラで購入です。
 届いたのでさっそく取り付け。ねじではなく付属のゴムブッシュで設置するようになっています。まずはゴムブッシュをファン側に差し込むのですがコツがいるというか結構強く引っ張らないと入りませんでした。4個のうち1つはちぎれかけです。なんとか切断せずに挿入できましたけど。そしてケースの穴にファンごとゴムブッシュを押し付けて固定完了。電源ONで空気が望んだ方向に出ているかも一応確認しました。ファンの側面に空気の流れ方向の矢印がありますけどね。
 そして普通に使っていますがCPU温度への効果はわかりません。GPUの温度からは4℃ぐらい下がっているようにも思いますが、季節がら室温も下がっていますので。実質2、3℃の低下でしょうか。