実家のWi-Fi用にAterm WG1200HSを購入して今日、交換を実施しました。機械変更の前後でどのくらい速度が変わるのか、WR8700Nを購入時に行った速度テストを5年ぶりにやってみました。条件は同じくEarly 2008の2.4GHz Core 2 Duo CPUのiMacをFTPサーバーにして有線で無線ルーターに接続し、MacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013)からWi-Fiで接続してファイルサイズ200MBぐらいの1つのファイルをダウンロード。3回測定していちばん速い数値を記録しました。今回Nexus 7 (2013)にインストールしたWiFi Analyzerというソフトで電波強度も測定しています。
まずはルーターそばでの速度。
WR8700N | WG1200HS | |
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2.4GHz | 9.13 MiB/s (-35dBm) | 9.59 MiB/s (-38dBm) |
5.0GHz | 19.84 MiB/s (-46dBm) | 30.63 MiB/s (-24dBm) |
WR8700Nでは5.0GHzは11nで158Mbps、WG1200HSでは11acで245Mbpsの接続となり、規格の違いでかなりスピードアップしています。サーバー側を高機能にすればもっと速度が出そうですね。
次にルーターと同じ階である1階の部屋で測定。
WR8700N | WG1200HS | |
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2.4GHz | 9.20 MiB/s (-49dBm) | 9.81 MiB/s (-51dBm) |
5.0GHz | 15.63 MiB/s (-68dBm) | 29.41 MiB/s (-46dBm) |
WR8700Nでは5.0GHzの落ち込みがあるのですが、WG1200HSではほとんどありません。電波の強度もWR8700Nのすぐ近くで使った場合と同等です。
そしてメインで使っている2階の部屋での測定は。
WR8700N | WG1200HS | |
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2.4GHz | 7.71 MiB/s (-57dBm) | 5.69 MiB/s (-76dBm) |
5.0GHz | 2.97 MiB/s (-73dBm) | 15.75 MiB/s (-68dBm) |
さすがに5GHzの落ち込みが大きいのですが、それでも2.4GHzの3倍ちかく出ています。電波強度はW8700Nを1階の部屋で使った時と同じですので電波も十分届いている感じ。WR8700Nのころは5GHzでは速度が出さなすぎて2.4GHzをメインに使っていたのですが、この速度ならば5.0GHzの方がよさそう。実際、体感できるぐらいネットの接続が速くなりました。
このWG1200HSを購入した動機は2階にも無線ルーターを増設しようとのことだったのですが、置き換えだけでも十分な性能となりました。前のWR8700Nは予備で置いておいてWG1200HSのみで運用しようと思います。