iDRAC上でiDRACのアップデートを実施する方法

 VMware ESXiを動かしているDellPowerEdgeでiDRACの更新があったときは、こちらの記述を参考にSupport Live ImageUSBメモリに作成してマシンを再起動してSLIからBINファイルを実行していました。
 Windowsが動いているマシンはWindows上からiDRACの更新プログラムを実行してWindowsの再起動なしに更新できるのに、このやり方ですとESXiの再起動が必要。再起動前にvMotionするので仮想マシンは止めなくても大丈夫ですが、ホストを止める必要があるのはめんどうでした。なにか他に方法があるのではと探してみるとありました。
 こちらの記述にあるように、iDRAC上でiDRACの更新もできるとのこと。実際にはメニューのメンテナンスからシステムの更新プログラムを選択してローカルにダウンロードしたWindowsで実行するiDRACの更新プログラムを単一のアップデート場所として指定しアップロード。その後、チェックを入れてインストールでジョブキューに移行して更新が進みます。Windows用のiDRAC更新プログラムがこの方法でそのまま流用できるのが肝ですね。
 iDRACの更新に伴い接続がいったん切れますが数分後に接続し直してiDRACの更新は完了です。この間、ESXi、仮想マシンともに問題なく動き続けていました。

追記

 EXEファイルを直接指定するのではなく、中身の*.d9ファイルを取り出すのが正式な方法みたいです。