iDRAC上でiDRACのアップデートを実施する方法その2

 デルのPowerEdgeサーバーを管理するコンソールiDRACのファームウェア更新においてiDRAC上でiDRACを更新する方法があるのですが、最近やってみたところ、自分の勘違いでなければEXEファイルのままではできなくなっていました。
 調べてみるとダウンロードしたEXEファイルをどこかのWindows上で展開してファイルの内容を取り出してその中身を使うようになっています。これが昔からある正式なやり方みたい。うちの環境ではEXEファイルから7-Zipを使ってfirmimgFIT.d9というファイルを取り出すことができました。
 あとは、iDRACのメンテナンス、システムの更新プログラムからファイルを指定してアップロード、インストール実行後はジョブキューの画面で経過を見ますが、それほどリアルタイムな情報ではないようです。最初に

iDRAC ファームウェアアップデートが完了すると、iDRAC が再起動します。 現在のユーザーセッションはすべて終了します。 iDRAC が再起動した後で iDRAC 通信セッションを再接続してください。 iDRAC は、再起動が完了するとログインの準備が整います。

と表示され、しばらく後

RAC0508: 予想外のエラーが発生しました。 数分待ってから操作を再試行します。 問題が継続する場合はサービスプロバイダに連絡してください。

とも追加で表示されますが、数分放置していると再ログインがうながされますので、ユーザー名とパスワードを入力して再ログインし、iDRACのファームウェアバージョンが更新されているの確認して完了です。