生きていた信長

 ビデオに録っていた「四月物語」を見ました。一つ一つの何気ないエピソードを積み上げて作っていくストーリーとかキャラクター造形はうまいなぁと思いました。初めのシーン、主人公役の松たか子の本当の家族が家族役の配役として駅で見送っているとか、あちこちくすりとくるところもたくさん詰まっていますし。しかし実際こんなやついないよと思ったら負けです。そこは目をつぶって映画を楽しみましょう。なにより短くすっきり終わるのが良かったですね。
 途中、映画の中で上映される時代劇映画。ホントはこれやりたかったんだろう。と思うぐらい力強く延々とやっていましたね。こういうところもおもしろかったです。