なるほどもうけているわけだ

 昨日の件RedHatへの乗り換えを検討します。と言ったものの、Red Hat Enterprise Linuxってめちゃくちゃ高いんですね。WSで41,790円。ESで104,790円。で、これが購入時はもちろん、その後使い続けてアップデートを入手するなどにサポートへの加入が必要で、これが毎年同額かかるとのことです。マジですか? 毎年4万円。いやこれに納得する人もいるでしょうが、自分はとても購入できません。これじゃあMicrosoftのOSを買った方がOSにかかるコストは安くないですか?
 とある計算ソフトウェアがあって、これだけをマシンで動かす必要がある。x86_64マシンでそのソフトが指定しているOSはWindowsRed Hat Enterprise LinuxSUSE。っていう場合に毎年4万円もかかるようでは真っ先に候補からはずれます。これが結構重要なサーバで確実なセキュリティアップデートとサポートが必要っていうならば毎年10万円なんて安いものでしょうけど、ワークステーション用途に毎年4万円っていうのはちょっと考えられないですね。
 と、本国の方の値段を調べてみました。サポートに種類があるようで、WSのBasic Supportで$179、Standard Supportで$299と日本の4万円強に比べれば安くなっていますが、それでも毎年2万円はきついです。まあ、元がオープンなので必要なアップデートも自分で追いかけて作れば済むと言えば済むのですが。どうやらアップデートパッケージのSRPMは公開されているようですし。
 ということでしばらくは会社ではSUSE 9.3を使い続けることになりそうです。

追記

 昨日の件Novellから反論があったようです。

しかし、こうなってくるとどうもNovellの言うことはウソ臭いというか、あらかじめ用意していたシナリオじゃないの? と根拠もなく思ってしまいます。

追記(11/22)

 今日届いたsuse-security-announceで気づいたのですが、SUSE 9.3は来年4月末でサポートが完了するんですね。まあ社内のマシンなのでアップデートがなくなってもしばらくは大丈夫ですが、早いうちに次のOSを考える必要がどうしてもでてきました。