YouTubeでジムニーのユーザーさんの動画などを見てみますと特に車高を上げた車体がある速度域で前輪がふらつくジャダーとかシミーとか言われている現象があります。ノーマルでも起こりうるとのことで前モデルのジムニーの持病みたいなものとのこと。うちのジムニーはサスペンション交換で20mm上げたり、タイヤを185/85R16にしたりしてますが今の所距離がそれほどいってないせいかそういう不具合は出ていません。
ジャダー対策としてよくされているのがステアリングダンパーの取り付けです。ジャダーの低減だけでなくハンドルの安定性もよくなるとのこと。新型ジムニーにも搭載されたのでもはや必須の装備かもしれません。確かにジムニーを走らせていて道路の凹凸でハンドルを取られたりということはよくあります。今のタイヤがトーヨーのOPEN COUNTRY R/Tというのもあって高速の安定性も道路がなめらかならいいのですがちょっと傷んだ道路だとハンドルに気をつかいますよね。
調べてみるとジムニー向けのステアリングダンパーはRanchoブランドのものが定番みたいです。値段は1万円ちょっとから。こちらの動画などを参考に自分でも取り付けできそうです。Ranchoのダンパーと取り付け金具のセットは型番RS97262として販売されています。他にカスタムショップが独自のセットとして楽天とかで扱っています。RS97262で検索するとアマゾンでは15000円ぐらいとちょっと高め。
モノタロウも扱っていて13000円弱と楽天で入手するのと同等の感じ。結局モノタロウで10% OFFの時に注文して11567円で入手できました。注文から到着まで7日かかりましたけど。
ものは1mぐらいの長さの箱で届きました。梱包物はRS5402のダンパーと色違いで選べるブーツ。そして取り付け金具です。将来、へたってきたときなどダンパーだけ交換するのにRS5402 
だけを入手することも可能ですね。これもアマゾンでは8000円ぐらいしますが、モノタロウでは6500円ぐらいです。
取付作業は30分程度で完了しました。ナットの工具サイズが17mm、14mm、13mmの3種類。金具と車体を取り付けるナットには抜け止めのナイロンリング付きですが、ダンパー本体と金具を取り付ける14mmのナットは通常のものがひとつでしたので、先に取り付けられた方のページを参考にダブルナットにして抜け止めとしました。M10のピッチ1.5ですが工具寸法が14mmとホームセンターで扱っていない種類なのでこれもモノタロウで入手です。
取り付け後の感想ですが、ハンドルを切る重さと戻すのにいつもより1.2倍ぐらいの力が必要な感じ。重いというよりぬるっとした操舵感でマイルドになりました。でも数日運転しているとなれます。一番の効果はハンドルがワダチに取られると気をつかっていた状況でも安定してるところでしょうか。高速道路での安定性はあまり変わらないと思います。90km/h以上の高速域では気持ち安定しているけど、相変わらず細かな修正が必要だなといった感じです。ハンドルに安定性と感じが変わるのはおもしろいですが、ジャダーが起きてないならあえて取り付けなくてもいいパーツなように思います。
