JB23Wジムニーのラジオアンテナ交換

 うちのJB23Wジムニーオーディオを交換してふだんはFMラジオを主に聞いています。メインのユニットを交換してラジオ方面でなにか向上させるパーツはないかと探したところ、ブースター付きのマイクロアンテナに交換されている方が多いようです。前の型のジムニーのラジオアンテナって昔ながらのロッドタイプですべてを伸ばせば1mぐらいになり、それなりに局も入るようになるのですが、折れるのがこわいのと見た目からいつもは20cmぐらいにして使っています。これを伸ばさず収納したままだとラジオがまったく聞けません。そこでマイクロアンテナに交換することで見た目もすっきり、ブースター機能で選局の幅も広がるかもしれません。
 ジムニーのアンテナ交換として定番なのがワゴンRのアンテナを流用するもので型番は99000-99020-MATになります。モノタロウで10% OFFの日に購入して11567円でした。
 交換作業は先人の方々の記事を参考にしました。今あるアンテナ線がハンドル下でコネクタで中継されているのでこれを抜いて、ひもに結びつけます。天井のアンテナを固定しているネジを外してひもと一緒にアンテナとコードを抜いて、出てきたひもを新しいアンテナのコード先端に結んでひもをガイドに室内へ誘導する形です。ネジは再利用します。たしかにひものおかげでコードの誘導が楽になりました。ただハンドル奥にある室内への穴からコードがなかなか出てこず、インパネの奥に手を入れて探るとその穴に指が届いたので、コードの先端は指先で入れるようにしました。
 新しいアンテナはアンテナコードとブースターの電源の2本のケーブルがあり、電源はエレクトロタップで取るようにと説明書にあってそれ用にエレクトロタップも付属していましたが、オーディオ本体のFH-9400DVSからのケーブルにアンテナ電源の分岐があり、そこに購入していたカナック企画のNKK-S71Dに付属のアンテナ電源用変換ケーブルを接続。そして新しいアンテナの電源ケーブルにはオスのギボシ端子をつけて変換ケーブル経由でアンテナの電源ラインへ接続できました。手元に平型の端子があれば変換ケーブルなしでオーディオからの端子につけられたんですけど。まあ接続キットの残りが活用できてよかったです。
 天井のアンテナ取り付け部は他の方々の体験談の通り結構すきまができます。特に車両の外側が浮く感じですね。穴部の近辺は押し付けられているので、雨水が即侵入とはならないでしょうがすきまが気になる方はコーキングしたほうがいいでしょう。自分はアマゾンでホルツのブラックシーラー ホルツ すき間シール剤 ブラックシーラー Holts MH208 を669円で入手して充填しておきました。
 ブースター付きアンテナの性能ですが、確実にありました。FM、AMともにいままで雑音がひどかったか、ほとんど聞けなかった局が入るようになりました。近所の電波が強い局でも悪影響はありません。値段は1万円以上と結構しますが旧ジムニーでラジオをという方は検討されてもいいんじゃないでしょうか。