仮想化ソフトその2

b3g2006-06-17
 昨日の続きVMwareWindows Server 2003 R2の評価版を仮想PCにインストールしてみました。マイクロソフトのサイトから評価版をダウンロードして、このisoファイルをCD-Rに焼かずにVMwareで直接指定してCDとして認識できますからかなり便利です。
 インストール自体は問題なく完了。で、ここからすることが見あたりません。そもそも今年辺り、今あるNTドメインActive Directoryにしないといけないだろうなぁ。と思っていての評価版の使用なのですが、移行ツールであるADMTでなぜか今あるドメインに接続できません。これはNTドメインをPC NetLinkというSolaris上でNT 4.0互換の機能を提供するツールで構築しているからでしょうか。ここでなんだかめんどくさくなって、まあ、本番で適当にすればいいか。今回はWindows Serverの雰囲気だけ味わおう。なんてあきらめました。
 というわけで自分はネイティブなWindows Serverを初めて使うのですが、Windows Serverで気がついた点をいくつか。

  1. 見た目がXPでいうところのクラシックスタイルなんですね。Lunaのルの字も出てきません。
  2. シャットダウンや再起動するのにいちいち理由がいります。
  3. いろんなサービスの設定はなんだか簡単そうです。

 1番目は今さらなんですが、Serverのスクリーンショットってあまり見たことがないのでちょっと新鮮でした。しかしこうなってくるとXPのLunaって何のためにあるんですかね。Lunaにすればこんだけいいことがある。っていうのがはっきりあればいいんでしょうが。見た目をおもちゃっぽくするためだけにマシンのリソースを食いつぶしているような気がします。いや、自分はLunaは嫌いじゃないですよ。自分が会社で使っているPCはデフォルトのままです。
 2番目はなんででしょう。なにかログに記録するためか、理由によって再起動の動作が変わるのかな。と思いましたが、はっきりとしたところはわかりません。調べればホントの理由がわかるんでしょうけど。勘ぐると昔はリブートしまくっていたサーバOSだけど、今はこのリストされている理由の他には再起動しちゃあダメなんだぜ。っていうMicrosoftのメッセージとも読み取れます。
 3番目はやはりMicrosoftが売り出して、多くのシェアをもつOSのことだけはあるなぁ。と思いました。これならばあまりPCに詳しくなくても管理できそうです。それが幸か不幸かは別にして。
 総じて、Windows Serverの第一印象は良かったです。後は値段ですね。サーバ向けのOSだからといっても、もうちょっと安くならないだろうかと思います。接続のライセンスもわかりにくいですし。この辺、例えばサポートなしの廉価版とかあればおもしろいと思うんですけどね。