prime95でAVXを無効化する

 うちの新しいCPU i7-7700KのCentOSマシンで最新版のprime95を実行すると再起動したり電源が切れたりする問題。V26.6なら大丈夫とのことでしたが、さらに調べてみるとこれ以降のバージョンでCPUのAVXを有効にしてて、AVXが原因でi7-7700Kで温度が上昇しすぎるとのことです。
 AVXとはなんぞやと見てみるとCPUの拡張命令であるSSEの後継拡張命令セットとのことでした。そりゃあAVXが有効ならば性能もいいんでしょうが、現状のi7-7700KではAVXを長時間使わないほうがよさそうです。そこでprime95でAVXを無効にするオプションはないものかと調べると、そのものズバリこちらのページがありました。要はlocal.txt内で

CpuSupportsAVX=0

の1行を追加するだけです。
 これでオフィシャル最新版のV28.10で実行してみると再起動や電源OFFは発生せず安定して稼働しています。一応、最新のV29.1でも同様で長時間の実行に問題ありません。
 しかし100%の力を発揮できないインテルのCPUっていったいなんなんでしょうね。