Ryzen 7 3700XのCPUクーラーを忍者SCNJ-5000に交換

 うちのRyzen 7 3700Xマシンですが、最近の気温上昇のせいか2度ほどハングしていることがありました。CPUファンは付属のWraith Prismでメーカ太鼓判なはずですが、100%を長時間というのは想定外なのかもしれません。24時間運転でCPU 100%の負荷をかけるとCPUファンがブォンブォンうるさいことがあり夏本番を前になにか対策が必要かもと考えていました。
 そこでCPUファンを別途購入することにしました。効果を考えると水冷なんですが、数年のスパンで考えると水物はちょっと不安です。特殊なサーバーを除いてIAサーバーに水冷が導入されていないことからも水冷が必要とは思えません。空冷で性能のよいものをと調べてサイズのファンが評判と価格でよさそう。ベストセラーの虎徹 Mark IIからみて、これがWraith Prismと同等な感じ。性能アップにはやっぱりファンは2個あったほうがいいだろうと風魔 弐忍者 五が候補ととなりました。ここはヒートシンクの大きさから、そのぶんスペースが必要ですが忍者の方が性能がよさそうとヨドバシカメラで購入です。6080円でした。サイズ 忍者五 SCNJ-5000 大型サイドフロー型 CPUクーラー 忍者シリーズ 5代目
 AMDのCPUは交換時、CPUがグリースでクーラーにくっついて抜けるいわゆるスッポンが起こりやすく、特に純正のクーラーで最初から塗られているグリースは危ない。と純正そのままで取り付けてから知りました。それで今回の交換はびくびくものだったのですが、あらかじめ電源入れておいて温いうちにCPUクーラーを取り外すとクーラー固定の金具を外した時点でグラグラとクーラーのみが外れてきました。1年ちかくたってグリースの粘度もなくなってた感じです。
 取り付けはとくに問題なく、説明書通りにベースを交換してあとはCPUにグリースを塗り直して、ヒートシンクの取り付け、ファンの固定で完了です。ただしかなり大きいのでファンの電源コードなどはあらかじめマザーボードに刺しておかないとヒートシンク取り付け後、手が届きにくくて難しいと思います。ケースはThermaltakeVersa H18ですが干渉なし。マザーボードの背面コネクタ部にファンが当たるので、ファンをややずらして固定したぐらいですかね。
 CPUクーラーを交換した効果はありました。まずはかなり静かになりました。冷却優先でマザーボードBIOSでファンコントロールはturboにしても音がするかなぐらいです。LinuxでのCPU温度はまだ取得できてないのですが、温度も確実に下がってそうです。これからの気温上昇でどんなものか健闘を期待します。