会社で管理しているWindows端末で今まではIEをメインにしていたのですが、Windows 10になって今後のことを考えてメインブラウザーをEdgeにしていこうと移行中です。問題はIEじゃないと、というよりNPAPIのJavaプラグインを必要とする社内のサイトがあるところです。
そこは通常はEdgeを使いつつグループポリシーで特定のサイトをIEにする方法が用意されていまして、エンタープライズモードがそれになります。Enterprise Mode Site List ManagerというIEで見るためのXML形式のサイトリストを作るソフトが必要ですが、そんなに難しいツールではありません。サイトアドレスの入力とIEのどのモードで開くかの指定のみ。XMLファイルを出力してくれるので、社内のWebサーバーにそのXMLファイルを置けば準備完了です。形式がわかっていれば手入力でXMLファイルを作ってもいいかも。あとはグループポリシーでエンタープライズモードの有効化とXMLファイルのURLを指定するのみです。これで特定の社内サイトを見るときに自動的にIEで開くようになりました。
しかしEdgeを常用していると、どうも動きが不自然というかページを開いてすぐのJavascriptの動作中に止まってしまい、ページがまともに動かず、何度かEdgeを閉じて開いての繰り返しでようやくまともになることもあります。ベータ版の完成度。仕事で安心して使うにはまだまだと思いますね。
その中のひとつの端末でEdgeの挙動がかなりおかしいものがありました。使っているとスクロールしなかったり、なにも触っていないのに勝手にタブが閉じたりします。他のアプリは問題ないので明らかにEdgeが壊れている感じです。
キャッシュのクリアとか設定のリセットが必要なのかも。とEdgeの設定メニューから削除したり、ネット情報ではIEの設定を共有しているとのことでIEの設定もリセットしたのですが変わらず。もうちょっと調べるとこちらのページを見つけました。なるほどEdgeの修復、リセット方法はちゃんとあって、Windowsの設定からアプリと機能のMicrosoft Edgeの項目で詳細オプションからできるようになっています。修復とリセット両方やって、問題は起こらなくなりました。やっぱりなにかしら作業ファイル関連がおかしかったみたいです。
Edgeがおかしい、止まるなどのキーワードでネットを調べるとChrome使えとか浅い意見のページが目につくのですが、ちゃんとEdgeのリセット、修復方法があると声を大きくして伝えたいですね。まあそれはそもそもEdgeの完成度が低いのをなんとかすればの話なんですけど。
